「痛い………」
ぎゅっ、て
胸が踏み潰されてる
みたいに
「痛い、よ……」
フミさん、ごめんね。
フミさんはもっともっと
痛くて
苦しいよね。
あたし何やってん……
『大丈夫か?』
………ん?
『頭痛?腹いてーの?』
え?
振り向くとそこには
「ぎゃあぁぁぁっ!!」
『ちょっ!!まって!叫ぶな
さけぶなって!「……うぷっ」』
咄嗟に悲鳴をあげると
その人物に口を塞がれた。
「……な、な、な」
サングラスにマスクして
ダボダボのパーカーの
フード頭から被って
明らかに
「へ、変質者!!!!!」
に、逃げなきゃ……
どうしよう…
怖い怖い怖い!!!!
『変質者?
俺??ちょ待て………』
その人がわたしに
右手を伸ばしてきて──
嫌だ、触らないでっ!
怖いっ!!!
