『やーっとお前が
バイトしてるとこ見つけて』

『なんでわかったんだよ……』


『お前ね、
SNSでめっちゃ騒がれてたよ。

連そっくりの
イケメンがいるカフェが
あるって』


あ、それで
マスターがフミさんを心配して
当分お休みさせてるのか


『覚えてないし。
仕事とか。

てか、後つけんなよ
ストーカーかよ。』


「あ、あのお茶…淹れますね」


『いい!こんな奴に
おもてなしいらない』


『お!?言うね?

柚ちゃん俺コーヒーが
いいなっ…キラッ』


でた!キラキラスマイル…
やば…


「……はぃ……///」




むぅぅぅ




ドカッ!



『いで!

なんだよ!!枕投げんな!』


『うるせー!
お前ムカつく!帰れ!』


『お前、
分かりやすすぎだろ、ケケ』


『柚ちゃん、
こいつ帰るって!

コーヒーいらない…フンッ』



『言ってない言ってない
帰らなーい』


なんだろ、

圭佑さんといるフミさんは
いつものフミさんじゃ
ないのよね。

多分こっちが普通なのかな…



「仲いいですね」