「フ…フミさ……」
ドキン、
『ちょっとだけ…』
わたしはフミさんの
腕の中にいた。
『…ごめん、
ちょっとだけこうしてて』
フミさん?
わたしを抱き締める
フミさんが
少し震えてるような
気がして
「…………っ、」
フミさんの背中にゆっくりと
手を回した。
ポンポンと優しく叩く。
壊れちゃうのかな。
平和に暮らしてた
4ヶ月間が
壊れちゃうんだ
そう思うと涙が出てきた。
『ごめんね、
柚ちゃん……』
フミさんは何かを知ってる。
隠してる……?
わたしにはいいにくいこと?
『ごめんね。
もう少し、こうしてて……』
