フミスタ!!!





『でも、最近急に
思い出したりするんだよね』


「何かきっかけがあるの?
思い出すとき」

『うーーーん……

なんかこれ前
もあったな…って

思うと少し思い出す

経験したこととか……』



思い出す、かぁ……



「フミさんは……


思い出したい?」



全部

過去の記憶




フミさんは一瞬止まった。






『大事なことを…
忘れてるんだよな…


だけど少し…
もう分かってて………』



「分かってる?

どういうこと??」



何をわかってるの?


すこし困ったような顔をして


フミさんは

フワリと笑った。





悲しい時にする笑顔。




『もうすぐ………

柚ちゃんも
気づいちゃうと思う。

俺もね、
最初は目を疑った。


でも思い出すんだ。

……身体が勝手に』


そう振る舞ってしまう……









『柚ちゃん、


俺のこと
嫌いにならないでね…』



真っ直ぐにわたしを見る。
その瞳は少しだけ揺れてる。




フミさん……?



『俺のこと


突き放さないでほしい……』