フミスタ!!!




『柚』

「ゆ、悠斗」


家につく少し手前にある
公園の近くで呼び止められた。


『待ってたんだ』

「……………」



別れて三ヶ月…

悠斗は大学でも
たびたびよりを戻したいと
いってくる。


『なぁ、これが理由?』


悠斗がフミさんを
チラリと見て言った。


嫌だな。
フミさんがいるのに

こんなの



『これが俺と
付き合えない理由?』


「ちがう…」


『こいつのこと好きなのか』



「ちが………」


くないけど……


『柚ちゃん、
先にかえっとこうか?』


フミさんが申し訳なさそうに
そう言った。


「フミさ……」



『おいっ!

先に帰るって…
もう付き合ってんのかよ』




拾って一緒に住んでます。



なんて

言えない……


「ゆ、悠斗には関係ない」



わたしはフミさんの左手をとって
ずんずんと歩きだした。


『お、おい柚!!

ちょっと待てって!』



「悠斗には関係ない!!
いこ!フミさん!!」


『…え……』


『柚っ!!』




フミさんの前でこんなの嫌だ。