フミスタ!!!





な、なんだか
ものすごく恥ずかしい…

これじゃあまるで

あたしがフミさんと
一緒に住みたいみたいじゃない。



「えっと、だから…その、

ほっとけないっ…て
いうか、その……」



あぁ、なんて
言ったらいいんだろう。

あたしが今思っている気持ち。


それがなんなのか、


言葉にすることが
イマイチ難しい。



「あの…だから、

記憶が戻るまで…っていうか、

気持ちが
落ち着くまで…っていうか」





ぎゅうっと握りしめた
両手を優しく包まれた。


キョトン、と
フミさんを見上げると、




「………っ」





ものすごくものすごく



優しい顔で微笑んで





『ありがとう』





と、言った。





『ありがとう。柚ちゃん』












こうしてフミさんは
あたしの家に住むことになった。








昨日まで何も知らなかった人。

昨日知ってしまった人。






もう、放り出すことなんて
できなかった。


知ってしまったから。


感じてしまったから。



その苦しみを少しでも
和らいであげたいと
思ってしまったからーーーー