フミスタ!!!




「ゆずっ……」


離せよ、
そう言おうとして

振り返ると、

柚は俺から
顔をそむけるように
俯いた。


「ゆ……」


『……フミさんには

黙っててほしい』


「はぁ?」


『フミさんに
心配かけたくない』



心配って…


「あいつのせいだろ」


『おねがい、悠斗!』



誰かにつけられてた。

それは絶対だ。


夏樹は柚を家まで
送れといった。

なにか気づいてた…


『悠斗!』


くそっ、



「……わかったよ」



なのに、


なのになんで


こいつは
あいつのことばっか。


お前になんかあったら

ほんとにあいつ

ぶっ殺してやるからな……




───
──