こちらに曲がってきたのは、あのニヤニヤ総長と舌打ちしていた幹部くんのようだ。 ふっ…私達に追い付けるのか。奈月は私の次に足が速い。 『…スピードあげるぞ。』 私が奈月に目線を送ると、奈月も私を見て一呼吸置くと、一気にスピードをあげた。 つきあたりを左に曲がれば、また一本道に戻るから、行けるな。 後ろの二人は私達が急にスピードをあげたのに驚いたみたいだ。