『えっ…!?まてまて、えっ!?』 うるさい…まだ、私が話していないと言うのに… 『何となく似てたから…じゃあ、佐伯さんも幹部なのか…?』 この私が、幹部だと…?ははっ。笑わせるな。お前らと私は違う。 「私は情報シークレットの族、姫華の長である桜姫だ。」 『佐伯、が…?あの、桜姫、なのか…?』 私が頷いた瞬間、あの日のようにあいつらはしゃがんだ。