「奈月、莉、説明しとけよ。」




『あれ、亜理子どこ行くの?』




あー、そう言えばまだ皆には言ってなかったな。




「仮眠。それと、王華のとこ。」




小夜子、驚きすぎだ。…まあ、驚くのもそうか。私はあまり皆の居るところで仮眠を取ったことがなかったからな。




バタン…




ふぅ…何だか、色々ありすぎたな。王華と出会ってから、凄く疲れがたまる…