闇夜の景色貴方とともに。





『んな、こと言われても困るだろ。総長サマのお気に入りになってんだから。』




お気に入りってのはよく分からないけど、なんで近づいたら行けないのか…




『…。亜理子が、傷つくから。お願い…。無理な話なのは分かってるの…。』




莉は俯いたままそう言うと深々と腰を曲げて俺らにそういった。




「分かった。」




『おい!薫風!』