さらには「ねぇねぇ、王華って…何?」って言ってた。 ま、まさか…亜理子、貴方…記憶、無くなったの? だけど、皆の名前は覚えていて。だけど、ここが何処なのかは覚えてなくて。 私達は取り敢えず亜理子をもう一度寝かせて、幹部部屋で話し合いをすることにした。 『亜理子…大丈夫なの?』 奈月…奈月は亜理子が命ってくらい尊敬してるもんね。もちろん私も尊敬してる。