闇夜の景色貴方とともに。





「本当に、貴方の心見たいね…」




カーテンを開けても光が入りずらい南側に作られた総長部屋に、ピッタリと閉められた黒のカーテン。




もう何年も光を入れていないから、亜理子が寝てる間にと思いカーテンを開いてみると、薄く入る光。




『ん…んん…あれ、私…』




「あ、亜理子!起きたのね、良かった…」