闇夜の景色貴方とともに。

「亜理子…っ!!!」




肩を揺らして起きるように試してみるが、全く起きる気配がない。仕方なく総長の部屋のベッドに寝かせた。




『亜理子…何かあったのかな…?』




うーん…私にもよく分からない…幹部の中で私が1番亜理子と居た時間が長い。だから、他の幹部よりかは亜理子のことを知っているつもりでいた。




けど、今回のではっきりした。私はまだまだ亜理子のことを知れていない…