それが恋だと知っていた【完】




「でさ、佐良はいつから私のこと好きだったの?」



結局、その後は2人で近くの居酒屋に入った。


そして、私は佐良を問い詰める。


私が前のめりになっていると、佐良はそっぽを向いてしまう。



「……言わねえよ。んな恥晒しみたいなこと」


「え、なんで。私好きだってことは恥だって言いたいの⁈」


「んなことねえけど……」