「…そっか。気をつけて行ってきてね。私は一人でも全然大丈夫だから」


事前に言っていなかったことも咎めずに、さりげなく私の身体も気遣ってくれる結叶。


「ほんとに、ごめんね…。ありがとう、結叶」


「なに言ってんの。華奈が謝ることないって。それよりもね、昨日美味しいスイーツのお店見つけたのっ。だから、よければ今度一緒に行こうよっ」


「え!ほんとに?行く行くっ」


「じゃあ約束ね!」




スイーツが大好きな私と結叶にとってはすごく幸せな約束をして、私達は別れた。