おまけ
〜女友達に拉致られた後の都〜
「ちょ!ミヤ!!旦那さんすんごい美形じゃない!!」
小学校からの付き合いの梓が小声で叫ぶという離れ業をやってのける。
「うん、えへへ、まあね」
照れて答えていると、高校の友達の美優が容赦なく言う。
「あんた、他人のことはよく見えるけど、自分のことになるとポンコツになるとこあるよね?!
大丈夫?!」
騙されてない?と聞かないあたり、彼女も成長したもんだ。流石にそれを言ったら修一さんに失礼だけど、昔は本当に容赦無かった。
まぁ、美優の場合、深い深い愛情故に口が過ぎるんだけど。
「絶対に変わらないものなんてないよ。
大丈夫か大丈夫じゃないか、誰にも分かんないっしょ?」
ニヤリと笑って答えてやる。
美優は、安心したように息を吐いた。
「そう思ってんなら、大丈夫か。
まあ、カッコいいって言っても、私のまーくん程じゃないしね」
「いやいや、村岡よりは私の仁のがカッコいい!!」
口を挟むのは、同じく高校の友達のさやか。
美優とさやかの相手は、私の男友達。
紹介したら意気投合して、大分前に夫婦になっているのだ。
他の数人を交えて、いや、私の彼氏が、私のダンナが、と、姦しくなるリア充女性陣を尻目に、独り身の明日香が私の肩を掴んで揺さぶってくる。
「ミヤ〜!!私の未来の旦那様はどこ〜!!!」
もう一人、独り身の花梨もうんうんと頷いている。
独身主義の智子が、まあまあと手を外させる。
「落ち着いて、二人とも。
ミヤ、三半規管弱いから、吐くよ?」
パッと手を離す明日香。
薄情者め!
因みに明日香は中学校、花梨、智子は大学時代の友達。
女友達同士も交流がある。仲良しの3人なのだ。
あっ、そういえば。
「そういえば、花梨に合いそうな後輩がいるんだけど、会ってみる?」
「会う〜!!絶対会う!!
いつ?!いつなのっ?!」
「私は?!」
「言っとくけど、今回確信はないからね?
それでもいい?
後輩からは紹介頼まれてるから、花梨に合わせるよ。
明日香は、後輩にもう一人連れて来させるから、合コンにすれば?」
「「「「……ゼ◯シィ……」」」」(全員)
修一さんに興味の薄い女性陣でした⭐︎
〜女友達に拉致られた後の都〜
「ちょ!ミヤ!!旦那さんすんごい美形じゃない!!」
小学校からの付き合いの梓が小声で叫ぶという離れ業をやってのける。
「うん、えへへ、まあね」
照れて答えていると、高校の友達の美優が容赦なく言う。
「あんた、他人のことはよく見えるけど、自分のことになるとポンコツになるとこあるよね?!
大丈夫?!」
騙されてない?と聞かないあたり、彼女も成長したもんだ。流石にそれを言ったら修一さんに失礼だけど、昔は本当に容赦無かった。
まぁ、美優の場合、深い深い愛情故に口が過ぎるんだけど。
「絶対に変わらないものなんてないよ。
大丈夫か大丈夫じゃないか、誰にも分かんないっしょ?」
ニヤリと笑って答えてやる。
美優は、安心したように息を吐いた。
「そう思ってんなら、大丈夫か。
まあ、カッコいいって言っても、私のまーくん程じゃないしね」
「いやいや、村岡よりは私の仁のがカッコいい!!」
口を挟むのは、同じく高校の友達のさやか。
美優とさやかの相手は、私の男友達。
紹介したら意気投合して、大分前に夫婦になっているのだ。
他の数人を交えて、いや、私の彼氏が、私のダンナが、と、姦しくなるリア充女性陣を尻目に、独り身の明日香が私の肩を掴んで揺さぶってくる。
「ミヤ〜!!私の未来の旦那様はどこ〜!!!」
もう一人、独り身の花梨もうんうんと頷いている。
独身主義の智子が、まあまあと手を外させる。
「落ち着いて、二人とも。
ミヤ、三半規管弱いから、吐くよ?」
パッと手を離す明日香。
薄情者め!
因みに明日香は中学校、花梨、智子は大学時代の友達。
女友達同士も交流がある。仲良しの3人なのだ。
あっ、そういえば。
「そういえば、花梨に合いそうな後輩がいるんだけど、会ってみる?」
「会う〜!!絶対会う!!
いつ?!いつなのっ?!」
「私は?!」
「言っとくけど、今回確信はないからね?
それでもいい?
後輩からは紹介頼まれてるから、花梨に合わせるよ。
明日香は、後輩にもう一人連れて来させるから、合コンにすれば?」
「「「「……ゼ◯シィ……」」」」(全員)
修一さんに興味の薄い女性陣でした⭐︎



