死にたがり屋の少女は暴走族と・・・

これって…


「未雨ちゃん、一緒に行かない?夏・祭・り!!」


と蒼弥が誘ってくれたおかげで夏祭りに行くことになった。


蒼弥が言ってくれてマジで助かった…


と思ったが、


「未雨ちゃんって言えばピンクかな?」


なんて言い出す蒼弥。


「浴衣の話か?」


「そうに決まってんだろ?やっぱ、ピンクだよなぁ〜」


ピンクも可愛いが…


未雨といえば


「黒だろ…」


「いや、ピンクだって!!」


「黒だ!!」


と言い合いが始まってしまった。


そして結局は次の日に夏那や、遥輝も一緒に浴衣を買いに行くことになり、


浴衣の色は当日までのおあずけになってしまった。


黒?それとも蒼弥の言ってたピンクか?


色々考えているとあっという間に2日すぎ、今日が夏祭り。


まぁ、未雨のことだからなんにでも似合うのだろう。


と考えながら


バイクに乗れない未雨を乗せてあげ、夏那の家に向かって夏那に未雨をお願いし、俺はバイト。