死にたがり屋の少女は暴走族と・・・

話を終えた私達が会談室から出ると


「おっ!波瑠、話終わったか?」


「総長から話があるらしい。早く行こうぜ!!」


波瑠はメンバーの人に声をかけられ


「未雨さん、今日はありがとうございましたっす!!じゃあ、また」


と私に一礼して波瑠はメンバーの人と走って外へ出ていった。


私こそありがと。と言いたかったけど…急いでたみたいだし今度言おう。


ってか、今"総長から話"って言ってたよね


また情報が入ってきたのかな?


外で話をしてるみたいだし、私も聞いてみよ。


と思い、倉庫のドアを少し開けると


「お前らも知ってるように先日、中学生のグループと誠、逢喜たちのグループが霖也達に殺られかけた。」


この間の話だ…。


「今日だってまた殺られかけた奴らがいる。だから…」


璃羽都の話を集中して聞いていると


「未雨さんここにいたんですね!」


突然、後ろから声をかけられた。


「えっと…」


誰?


私、話したことあったっけ?


頭をフル回転しながら話しかけてきた人の名前を思い出そうとしていると


「誠です。」


あ…。この人が誠って言うんだ。


「面と向かって話すのは初めてですよね?って、今はそれどころじゃなくて。」


と誠は頭を左右にふって


「俺、未雨さんのことを探してたんですけど、ここに居るってことは総長の話聞いてたんですよね?」


と話し出した。


「聞いてたけど…もしかしてダメだった?」


私…聞いちゃいけないこと聞いてたの?


それ、やばくない?


でも今の話は…


「いや、その逆ですよ。聞いて欲しくて探してたんです。」


「集会の場に未雨さんがいないので探してこいと言われて…」


私のせいでまた迷惑を…。


「ごめ…「謝らないでください。俺は全然大丈夫なんで。」


「それより、ここからが重要みたいなんでこのまま総長の話を聞いててください」


誠…。


まぁ、また後で謝ればいいか。


と思い、私はまた璃羽都の話に耳を傾けた。