死にたがり屋の少女は暴走族と・・・

璃羽都だってそう。


私のことを…仲間とはもう思っていないのかもしれない。


恨んでいるに決まってる…


あんなに…酷いことしちゃったんだよ。みんなに。


今日来たのだって、私のためじゃない。baideddoと私を潰すために来たんだ。


「こいつは最初からお前を騙すために雷鬼に入ったんだよ。」


「そんな奴のためにお前は死にに来たのか?笑えるね」


「お前は知らないだろ?こいつがどんなことをしてきたか。」


待って…


やめて。


それだけは…やめて!!


「っ霖也!!」


「今更あせっても遅いだろ?未雨。」


ビクッ!!


何…この目…


こんな目見たことない。


「なぁ、璃羽都。こいつは…」


もう…ダメだ。


これを知られちゃ…絶対に仲間になんて戻れない。


「霖也、やめて!!」


「お願い…」


私がそう言っても霖也が言うことを聞くことはなく


「コイツは犯したんだよ。たくさんのことをなぁ。」


霖也は私を見てニヤリと笑った。


全て…全て話す気だ。


もう…私は終わり。


「族潰しをしたり、人を誘拐したり」


全て…霖也の口から伝わるんだ


「金持ちのボンボンを監禁して有り金を巻き上げたり」


私の口からでもない…他人の口から。


「仲間が殺人事件に関わった時のアリバイ作りもしたし…」


もう、私の味方は居ない。


わかってた。わかってたけど…悲しいね。


思ってたより、悲しいよ。


「それに、未雨自身も人殺しをしたよねぇ。」


せめて、自分の口で言いたかった。誰かに言われるのではなく


霖也が全て言い終わると璃羽都が口を開いた。


璃羽都は何を言うの?


私は何を言われるの?


"汚い" "最低" "犯罪者" "近づくな" "俺らに関わるな"


私は一体何を言われるんだろう。


私は目をつぶって覚悟していると


璃羽都は


「そんなの知ってる。」


「俺は知ってて未雨を助けに来たんだ。」


「えっ?」


今…なんて言ったの?


知ってた?


どういうこと?