死にたがり屋の少女は暴走族と・・・

「えっ?!詩雨、それをあげる気?!」


「あげはしねぇーよ。持っててもらうだけだ。」


「それ、詩雨の大事なものでしょ?!」


「まぁ大事なもんだけどさ、これ以上何もないからさ。それに、大事なもんなら取りに帰るし?」


詩雨は蒼弥を見て


「このネックレスでもいいか?」


なんて言った。


「あぁ。いいぜ。その変わりしっかり取りに来いよ。」


「あぁ。取りに来るさ。」


と言って詩雨は私とともにその場をさろうとした時だった。


「未雨ちゃん…本当に…」


悲しそうな顔をして蒼弥が呟くのが聞こえた。


「蒼弥ごめん。もうすぐで全てが終わるから。その時に説教でも、文句でもなんでも受けるよ。」


そう言って私たちは歩き出した。


「未雨。大丈夫だからな。」


突然、詩雨は私にそう言ってきた。


「えっ?」


「手も足も震えてるぞ。」


「っ…」


詩雨はやっぱりわかってたのか…。


「大丈夫。俺がそばに居るから。」


詩雨はそう言って私の手を握ってくれた。


「うん。」


詩雨が居るから、私は大丈夫。


と思っているとあっという間に目的地に着いた。


目的地では


「いい加減くたばったらどうだ?」


バキッ


「俺はくたばんねぇーよ。お前こそくたばったらどうだ?」


ゴキッ


霖也と璃羽都が闘っていた。


とうとうこの時が来たよ。


「霖也。話がある。」


「あぁ?俺はコイツとケジメをつけんだよ!」


バキッ


璃羽都と闘いながら霖也は話した。


「いいの?全部話しちゃって。」


「何を話すって言うんだよ。」


バキッ


ゴキっ


今ここで全てを話、霖也、アンタをここで終わらせる。


「アンタが今までしてきた罪と、アンタの背後にいるやつを暴き出すための話をしようかな」


「お前っ…」


「何を知ってやがる!!」


霖也はこちらに向かって走ってきた。


「っ…」