死にたがり屋の少女は暴走族と・・・

そして、霖也…baideddoをつぶし、私を潰すはず。


さぁ、早く。


だけど、璃羽都は全く動かない。


「璃羽都…俺からの案だ。お前に選ぶ権利を与えてやる。」


「雷鬼を解散させるか、俺にボコられるか。どちらがいい?」


霖也がそう言うも


「…」


璃羽都は黙ったままだった。


「チッ…めんどくせぇー。」


その様子を見て霖也はそう言うと


「璃羽都、3日期間をもうけてやる。その間にじっくりと考えろ。」


「どちらを選んだ方がお前にいいか…雷鬼のみんなにいいか。」


そう言って霖也は私を見て


「未雨。行くぞ。」


霖也はバイクに乗り出した。


私はさっきから動かない璃羽都を見て


「美月のこと…よろしく。」


璃羽都の耳元で呟いて霖也の元へ走った。


「未雨っ…」


璃羽都が呼ぶのを無視して。


ごめんね…