隣人さんは甘々な幼なじみで。

でも一番嫌だったのは、幼なじみなんて言葉じゃなくて。


「ただの」っていうその一言。


私は春くんにとってただの幼なじみで、ただの女の子で、ただの妹みたいな存在で、ただの昔から一緒にいる人で。




「じゃあなんで隣に来るの、」




そう投げ捨てた言葉は廊下に落ちる。