それなのにフラフラ外出したりして、なんて不真面目なんだろう。
さすがに腹が立ったし、彼を我が家でおあづかりしている責任もある。
だから彼を叱って、この1週間は絶対に家を出ないようにって約束させた。
その時は渋々頷いていたけれど、それからも私が学校に行ってる間、我が家の従業員の目を盗んでは邸を抜け出してしまうみたいで。
さすがにもう遠くへは行かずに近所のコンビニに行ったり散歩したらすぐに戻ってくるみたいだけど、それだってあまりいいことではないだろうし。
学校の関係者の誰かに見つかったら大変だし、何よりも本人にあまり反省の色がないようなので困ってしまう。
まあ、あの喧嘩には少なからず私にも責任があるような気がするので、あまり彼ばかりを責めたくはないんだけど。
だけど、だからと言ってもう少しおとなしくしていてもらえないものだろうか。
「玲生くん、お勉強は終わった?停学中の課題がたくさん出ているんだよね。わからないところがあったら言ってね」
「んーわかった」
彼は生返事しながら、ひたすらノートになにかを書きこんでいるみたい。
さすがに腹が立ったし、彼を我が家でおあづかりしている責任もある。
だから彼を叱って、この1週間は絶対に家を出ないようにって約束させた。
その時は渋々頷いていたけれど、それからも私が学校に行ってる間、我が家の従業員の目を盗んでは邸を抜け出してしまうみたいで。
さすがにもう遠くへは行かずに近所のコンビニに行ったり散歩したらすぐに戻ってくるみたいだけど、それだってあまりいいことではないだろうし。
学校の関係者の誰かに見つかったら大変だし、何よりも本人にあまり反省の色がないようなので困ってしまう。
まあ、あの喧嘩には少なからず私にも責任があるような気がするので、あまり彼ばかりを責めたくはないんだけど。
だけど、だからと言ってもう少しおとなしくしていてもらえないものだろうか。
「玲生くん、お勉強は終わった?停学中の課題がたくさん出ているんだよね。わからないところがあったら言ってね」
「んーわかった」
彼は生返事しながら、ひたすらノートになにかを書きこんでいるみたい。



