「あ、えっと彼は黒髪でとてもきれいな青い瞳をしていて。見た目は…そうね、ええと」
どうしよう、突然玲生くんの特徴なんて聞かれて思わず焦ってしまう。
彼はとても美男子なんだよ、って言うのが正直恥ずかしい。
だけどほかに彼を形容する言葉が見つからない。
「音葉?」
「音葉どうしたの?顔がすっごく赤いんだけど」
「ううん、何でもないよ」
「もしかしてその彼ってイケメン?」
明日香ちゃんに指摘されておもわずこくりと頷いた。
うっ、明日香ちゃんて鋭すぎる。
正直に初めから言えばよかったのに恥ずかしがってもったいぶるから余計に気まずいな。
かえって意識してるみたいに思われてしまったかも。
「へーえ、珍しい、音葉ってあんまりイケメンとかに興味示さないのに」
「違うったら、興味なんて示してないよ」
「でも、昨夜なにかあったんでしょ?」
「なにかって……なんにもない」
キスされたことはさすがに言えなくて、でも気絶したことだけは話したんだった。
だけど、私のことを私よりも知り尽くしている明日香ちゃんには隠し切れない。
どうしよう、突然玲生くんの特徴なんて聞かれて思わず焦ってしまう。
彼はとても美男子なんだよ、って言うのが正直恥ずかしい。
だけどほかに彼を形容する言葉が見つからない。
「音葉?」
「音葉どうしたの?顔がすっごく赤いんだけど」
「ううん、何でもないよ」
「もしかしてその彼ってイケメン?」
明日香ちゃんに指摘されておもわずこくりと頷いた。
うっ、明日香ちゃんて鋭すぎる。
正直に初めから言えばよかったのに恥ずかしがってもったいぶるから余計に気まずいな。
かえって意識してるみたいに思われてしまったかも。
「へーえ、珍しい、音葉ってあんまりイケメンとかに興味示さないのに」
「違うったら、興味なんて示してないよ」
「でも、昨夜なにかあったんでしょ?」
「なにかって……なんにもない」
キスされたことはさすがに言えなくて、でも気絶したことだけは話したんだった。
だけど、私のことを私よりも知り尽くしている明日香ちゃんには隠し切れない。



