今日から不良王子と同居します。

それはもちろん、私だって彼がそこまで考えてくれてるのが嬉しいに決まってる。


「でも……」


まだ早いよ、もう少し考えてみたら、って消極的な言葉ばかりが頭に浮かんだ。


何せ付き合いだしてまだそんなに日がたっていないし。


本当に私なんかでいいのかなって、ちょっぴり不安に思ったりもして。


だけどそんな私の心配なんて一瞬で吹き飛ばしてしまうくらいに、彼の想いは真剣で。


またグッと力強く抱き寄せられて頭の芯がぼうっとする。


「俺、音葉さんとずっと一緒にいたい。大好きだよ。
この気持ちは一生変わらないから」


「玲生くん」


「この先、音葉さん以上に好きになれる人なんていない」


そんなの私だって同じだもん。


玲生くんを好きな気持ちは誰にも負けない。


彼の甘く熱い言葉は、私の身体中を優しく溶かしていき、やがて大きな決意が生まれて。