「おいおい、心配するなってふたりのことは俺が責任をもって守るから」
直政くんは苦笑して明日香ちゃんの肩をポンッと叩く。
「なによっ、こんなとこへ私達を連れてきて、あんた頭がどうかしちゃったんじゃないの?」
明日香ちゃんは声を荒げて直政くんに喰ってかかる。
「いいじゃないか、たまには俺だっておかしくなることだってある」
「は?なにを開き直ってんのよ」
「どうしてもここに来なきゃいけなかったんだ、神崎に聞かなきゃいけないことがあるから」
直政くんの言葉にハッとした。
どうしよう、玲生くんに会って何を聞くつもりなんだろう。
玲生くんはもう私には会わないって言ってたのに。
直政くんが心配するようなことなんて私達にはもう何にもないのに。
だけど、ここまで来たら簡単に引き返してくれないだろう。
どうしよう、どうしようって不安だったけど、直政くんになんて言って説得したらいいかわからなかった。
「さあ、行こう」
正門をくぐると、その信じられない光景に凄くびっくりした。
直政くんは苦笑して明日香ちゃんの肩をポンッと叩く。
「なによっ、こんなとこへ私達を連れてきて、あんた頭がどうかしちゃったんじゃないの?」
明日香ちゃんは声を荒げて直政くんに喰ってかかる。
「いいじゃないか、たまには俺だっておかしくなることだってある」
「は?なにを開き直ってんのよ」
「どうしてもここに来なきゃいけなかったんだ、神崎に聞かなきゃいけないことがあるから」
直政くんの言葉にハッとした。
どうしよう、玲生くんに会って何を聞くつもりなんだろう。
玲生くんはもう私には会わないって言ってたのに。
直政くんが心配するようなことなんて私達にはもう何にもないのに。
だけど、ここまで来たら簡単に引き返してくれないだろう。
どうしよう、どうしようって不安だったけど、直政くんになんて言って説得したらいいかわからなかった。
「さあ、行こう」
正門をくぐると、その信じられない光景に凄くびっくりした。



