「なあにそれ?いいじゃない、その日だけ休戦してあげてよ」
「だったらひとつだけ条件があるけどいい?」
すると何を思ったのか、彼の青い瞳がいたずらっぽく光る。
「条件って?」
「音葉さんも一緒にパーティーへ行ってくれるなら俺も行く」
「えっ、どうして?もしかして久々だから照れてるとか?」
「まあそんなとこ、俺って繊細だから」
繊細って、一体どの口が言ってるんだろう……。
「でも私、そういう社交場は苦手で。もう何年も行っていないしドレスだって流行遅れのものしか持ってないし」
「大丈夫だよ、音葉さんなら綺麗だから何を着たって似合うから」
「そうかな」
「ね、この通り、お願い」
目の前で両手を合わせて拝むような仕草をする彼。
「しょうがないな」
彼にお願いされたら、かなえてあげたくなってしまう。やっぱり私は彼に甘い。
「じゃあ、ついてきてくれるんだね?」
玲生くんがぱっと顔を輝かせる。
「……うん、いいけど」
「だったらひとつだけ条件があるけどいい?」
すると何を思ったのか、彼の青い瞳がいたずらっぽく光る。
「条件って?」
「音葉さんも一緒にパーティーへ行ってくれるなら俺も行く」
「えっ、どうして?もしかして久々だから照れてるとか?」
「まあそんなとこ、俺って繊細だから」
繊細って、一体どの口が言ってるんだろう……。
「でも私、そういう社交場は苦手で。もう何年も行っていないしドレスだって流行遅れのものしか持ってないし」
「大丈夫だよ、音葉さんなら綺麗だから何を着たって似合うから」
「そうかな」
「ね、この通り、お願い」
目の前で両手を合わせて拝むような仕草をする彼。
「しょうがないな」
彼にお願いされたら、かなえてあげたくなってしまう。やっぱり私は彼に甘い。
「じゃあ、ついてきてくれるんだね?」
玲生くんがぱっと顔を輝かせる。
「……うん、いいけど」



