はぁっはぁっはぁっ‥‥‥。
肩で息をしながら赤信号になった為立ち止まる。
全力疾走してしまったのでとても息が苦しい。
朝、鏡で顔をチェックしたら直ぐに部屋着から制服へと着替え、家を飛び出し今に至る。
諦めて走らず歩こうかなと心の中で呟いていると後ろから声が聞こえてくる。
「ユウ~~!!!!待ってくれ~!!!!!」
大声をあげて自転車で此方へと近寄ってくる。
「巧、お早う。巧も寝坊?」
苦笑しつつ自転車に乗った彼に話しかける。
「はよ。あはは~、ま そんなとこ?」
調子良さげに首をかしげ愛くるしい顔を見せる。
「そんなとこって‥‥。別にいいけど。
ところで巧。自転車乗せてってよ。」
呆れるように呟くと、ニヤリと悪い顔をし頼みをこう。
「2人乗りってダメなの知ってますユウさん???
‥‥まっいっか、遅刻するよりかは2人乗りするほーがいいもんね。」
シシっと笑い白い歯を見せる。
後ろの椅子をトントンしてみせ、「んじゃどーぞ。」とにっこり笑う。
そういう顔は好きだが、あまり見せつけないで欲しい。少し照れる。
そんなことを考えつつも慣れたように後ろに座り、しゅっぱーつ!と命令する。
「あいあい、カーブには気を付けろよ。」
呆れ混じりの笑みを見せながら自転車を漕ぎ始めた。
肩で息をしながら赤信号になった為立ち止まる。
全力疾走してしまったのでとても息が苦しい。
朝、鏡で顔をチェックしたら直ぐに部屋着から制服へと着替え、家を飛び出し今に至る。
諦めて走らず歩こうかなと心の中で呟いていると後ろから声が聞こえてくる。
「ユウ~~!!!!待ってくれ~!!!!!」
大声をあげて自転車で此方へと近寄ってくる。
「巧、お早う。巧も寝坊?」
苦笑しつつ自転車に乗った彼に話しかける。
「はよ。あはは~、ま そんなとこ?」
調子良さげに首をかしげ愛くるしい顔を見せる。
「そんなとこって‥‥。別にいいけど。
ところで巧。自転車乗せてってよ。」
呆れるように呟くと、ニヤリと悪い顔をし頼みをこう。
「2人乗りってダメなの知ってますユウさん???
‥‥まっいっか、遅刻するよりかは2人乗りするほーがいいもんね。」
シシっと笑い白い歯を見せる。
後ろの椅子をトントンしてみせ、「んじゃどーぞ。」とにっこり笑う。
そういう顔は好きだが、あまり見せつけないで欲しい。少し照れる。
そんなことを考えつつも慣れたように後ろに座り、しゅっぱーつ!と命令する。
「あいあい、カーブには気を付けろよ。」
呆れ混じりの笑みを見せながら自転車を漕ぎ始めた。