―――――
「あれは株式会社スターサンフラワー代表取締役社長の小鳥遊樹さんだよ。」
一部始終を見ていた同僚のおばちゃんが彼について教えてくれた。
私は知らなかっただけで、かなり有名な会社の社長さんらしい。
イケメン過ぎる若き経営者としてその界隈では有名な31歳。アパレル関係のインターネット事業を展開しており、株や投資もしているとの事だ。
インターネットで彼の名を検索すると、その情報はごろごろと転がっていた。
どうやったらもう一度彼に会える…?
けれどそれから暫くオフィスビルで樹くんに会う事は無かった。
そんな中、私は昼のバイトと並行してしていた夜のバイトで仲の良かったかおるちゃんにそれを相談した。
かおるちゃんの人脈は凄かった。マーメイドでも人気のあるキャストで、会員制のクラブでのお客さんはお金持ちばかり。
私と樹くんを繋げてくれて、お食事の席まで設けてくれたのは、かおるちゃんのお客さんで有名な会社のオーナーでもある前坂社長だった。
そしてその日、希望通り私は樹くんに持ち帰られるのに成功したわけだ。
私があの日の清掃員だという事に彼は気づいていなかった。思えば余り顔は見られていなくって、その視線は私のEカップある胸ばかりに向けられていた気がしなくはないんだが…。
けれどかおるちゃんは私に樹くんを紹介するのは大反対だった。
「あれは株式会社スターサンフラワー代表取締役社長の小鳥遊樹さんだよ。」
一部始終を見ていた同僚のおばちゃんが彼について教えてくれた。
私は知らなかっただけで、かなり有名な会社の社長さんらしい。
イケメン過ぎる若き経営者としてその界隈では有名な31歳。アパレル関係のインターネット事業を展開しており、株や投資もしているとの事だ。
インターネットで彼の名を検索すると、その情報はごろごろと転がっていた。
どうやったらもう一度彼に会える…?
けれどそれから暫くオフィスビルで樹くんに会う事は無かった。
そんな中、私は昼のバイトと並行してしていた夜のバイトで仲の良かったかおるちゃんにそれを相談した。
かおるちゃんの人脈は凄かった。マーメイドでも人気のあるキャストで、会員制のクラブでのお客さんはお金持ちばかり。
私と樹くんを繋げてくれて、お食事の席まで設けてくれたのは、かおるちゃんのお客さんで有名な会社のオーナーでもある前坂社長だった。
そしてその日、希望通り私は樹くんに持ち帰られるのに成功したわけだ。
私があの日の清掃員だという事に彼は気づいていなかった。思えば余り顔は見られていなくって、その視線は私のEカップある胸ばかりに向けられていた気がしなくはないんだが…。
けれどかおるちゃんは私に樹くんを紹介するのは大反対だった。



