触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜

腕を引かれてゆっくり歩く。

茜ちゃんの部屋だという通されたワンルームは、白とピンクの水玉模様のベッドシーツや白いカーテン、白いテーブルと家具のほとんどが白で統一されていた。



「布団敷くので適当にベッドにでも座っててください」



言われるままバッグを抱えて茜ちゃんのベッドに腰をかけた。

茜ちゃんがテキパキと来客用の布団を1組出して敷いていく。

それから綺麗にたたまれたパジャマを手渡される。



「はい、制服脱いでこれに着替えてください」

「ごめんね、何から何まで」

「いいえ」



「シャワー浴びてきますね」と茜ちゃんが部屋を出ていった。
制服を脱いで手渡されたパジャマに着替える。

用意された布団に寝転がる。火照った体に布団の冷たさが気持ちいい。