病室のようなとこでヘットギアや点滴、心電図などいろいろな機械をつけられてあいつはいた。

その姿に呆気にとられる僕を尻目に父さんは語り始めた。

「お前には話していなかったことがある。
実は愛は死ぬ前にもう一度宇宙へメッセージを送くっていたんだ。」

「なんだってもう一度っていったいなにを送ったっていうんだ。」

「それを今からたしかめる。
愛はその内容を誰にも言わずに死んでしまった。
私はそれがいったいなんだったのか知りたい。知らなければならないのだ。」

「それにこいつがなんの関係があるんだよ」

「わからないのか?
この地球外生命体は愛の姿をしている。
しかも愛が死んだ時の姿のままだ。
愛の二度目のメッセージを受け取ったに違いない。」

「私は愛が死んだ後に愛の部屋にある日記で二度目のメッセージを宇宙へ送ったことを知った。

なぜこの地球外生命体は死んだ時の愛の姿をしているのか。
なぜ地球に来たのか。
そしてなぜ家の近くへ着陸したのか。
私は所長として。愛の父親としてなんとしてでもこの地球外生命体のことを調べねばならんのだ。」

いつにもなく熱のはいったことだ。
父さんのこんな姿は愛が死んでからは見ることもなかった。


その時、けたたましい音をたてて機械がなった。