夢のような日々は一滴の黒い水によって

全てが崩れる

どれだけ大きな信頼関係を築いていたとしても

一言で全てが変わる

みんながそっぽを向いている


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ピピピッ ピピピッ ピピどんっっ



「 うるっさ ... 」



AM6:00 を時計が示していた

4月15日 AM 6:01


「 学校 、、、 今日からか、、、、 」


部屋の壁にかかっている真新しい制服を見た


「 インフルエンザなんてなるもんじゃないよな 」


「 はぁ.... 」ため息をつきながら学校の支度を始めた

1週間前高校生活が始まる日インフルエンザになった美月は1週間家で寝込んでいた

高校1年生のそれも最初の週、幸か不幸か
もうクラスではグループができているだろう

元々誰かと一緒にいる気は無かったがまるで「お前は1人だ」と言われているようで気に食わない