そりゃそうだよね…気持ちわかる。


だって我が家のダイニングテーブルには、今まで見たことがないようなキラキラしたイケメンが3人も座ってるんだから。


この有り得ない状況にドキドキするのは必然だ。


『け、健太の母の三井 昌子(みつい まさこ)といいます。趣味はカラオケ…かな。歌を習ってて、カラオケ仲間がたくさんいて、毎日楽しくやってます。どうぞよろしくお願いします』


お義母さんはとてもサバサバした人だ。


ものすごく意地悪なわけではないけど、自分中心なところがある。


でも…


私なりに、お義母さんを大事にしなきゃって…


それはちゃんと思ってる。


『じゃあ次は、みんなに自己紹介してもらいたいので…年齢順に。まずは祥太君、お願いします』


『そっか。俺が1番年上なんだね。えと、俺は山崎祥太24歳。気軽に祥太って呼んでくれたらいいよ。一応、楽団でピアノをやってるから、良かったら聴きにきて。どうぞよろしく』