待ち合わせの場所に行ったら、待ち合わせの時間に遅れていた。 「ごめん!!后埜。本当にごめんね!」 「………。」 后埜は私を見て無言になった。 何でだ?? しかも何か顔が多少赤いような…。 「后埜??顔が何か赤いよう?」 「きっ、気にすんな!!」 「なら良いけど…」 「ほらっ、行くぞ!!」 后埜は私の手を握った。