なんだ、その″お別れ″みたいな挨拶は。 冗談じゃねえよ。 「待てよ。ずっとこっちの世界にはいれないのかよ?」 俺は、後ろを向いた朝夏の手を取った。 朝夏の腕は白くてほっそりしていて、もっと力を加えようものなら、ポキッと折れてしまいそうだった。 「ごめんね。1週間だけって決まりなの」