いつか、君の夢を見た。【完】




「私、実はイジゲンから来たんだ」



イジゲン……?


それが″異次元″だと理解するには少し時間がかかった。



「私の住む世界には、水がなくてね。プールなんて入ったのはじめてのことだった」



……ああ。


だからか。


なんだか、そう言われるといろんなことの辻褄がピタッと合う気がした。


そりゃ異次元から来たなら知らないことの方が多いはずだ。