俺だって素直になりてぇよ。


 海人Side

 聞きたくなくても、聞こえてくる。

 ペアの人は、 

 {海人君だ。}

 {やったー。}


 とか言ってたけど、俺の頭の中は後ろをみたいという気持ちでいっぱい
 
 だった。


 だか、それを我慢した。見たら、心が締め付けられそうだったから。

 {海人君?私、緑だよ。忘れないでね。}

 {誕生日は、3月。}



 {遅生まれだから、海人君より年下。悲しいな。}

 「そうなんだ。」


 {海人君が反応してくれた。}

 {私、小さいからいつも黒板見えなくて。高くていいな。}


 {足も小さいから。}