俺だって素直になりてぇよ。


  「俺が好きなのは聖。」


『行きな。』

『つたえてこいよ。』


 「ありがとうな。」 

 俺は、走った。


 聖は、廊下を急いで歩いていた。


 俺は、聖のとこまで走って聖の手を掴んだ。

 「聖、行くなよ。」


 「俺が好きなのは聖。ずっと好きだよ。」


 「聖がいないのなんて無理だ。」


 「私も、海人がいないと無理。」


 「海人が思ってるのと私のは違うよ。」


 「同じだよ。」