俺だって素直になりてぇよ。


 その後、二人は別の方向に向かっていった。

 俺は、なんで悲しい顔をしたのか考えてもわからなかった。



 次の日、俺は昨日見たことを美里と愁に伝えた。


『昨日、俺みたわ。』

『愁が言ってた、多分光って奴あいつだ。』



『どんな人だった?』

『高校生で顔は整ってたな。』



『もう少しでとか言ってたわ。』
 
『マジかよ。』


『悠希、録音したの?』
 
『したよ。聞くか?』



 俺達は、人があまり来ない場所で聞くことにした。



『俺、わからなかったことがあるわ。』

『何が?』


『聞いてればわかる。』


 俺達は、録音を聞いた。

 美里も、愁も真剣に聞いていた。





 (付き合えたらすげえわ。)

 {そっ....うだね。}