その言葉は俺の心を突き抜けた。 俺の心はその言葉にドクンドクンと波打っている。 「俺の、目標…」 考えもしなかった。俺の中には智和を助けたいとしか無かったから。 瞳を閉じれば部屋に広がる仲間の強い気持ちがヒシヒシと伝わる。 何のために戦うのか。 《智和や智春を助けてまたここで楽しく過ごしたいから》