【短】ずっと、好きだった




でも陽キャは自分で弁当作んないじゃん(偏見)


バイトして毎日購買で全然お金使っちゃうぜうぇーいじゃん(偏見)



「…芽瑠がいいならいいけど、
たまには違うの食べたくない?」


「そりゃあ、たまにはいいかなって思うけど…」


「じゃあ俺弁当だから、
ちょっと交換しよ」



椿くんが、手に持っていたお弁当が入っているであろう袋を私の目の前に突き出した。



「あ…う、うん」


「よっしゃ。
じゃあ屋上行くか」



ここで屋上選ぶあたり、


椿くんは、本当の陽キャだ。