【短】ずっと、好きだった




い、意外だ…。


椿くんが嫉妬するのも意外だけど、私相手だよ?


夢でも見てるんじゃないかとまで思うよ…。



「芽瑠」


「は、はい」


「これからは、無理しないでいいから。
俺に合わせようとかしなくていい」


「…う、うん」


「…でも、名前は呼んでほしい。
くん付けでいいから」


「わ、わかった…!椿くん!」



緊張しながら呼んだら


椿くんは嬉しそうに笑って


私の頭にそっとキスを落とした。



「……っ!?」



びっくりしてのけぞると、


椿くんが申し訳なさそうに眉を下げた。



「あ…悪い、つい…」


「あ、ち、違くて…!」