【短】ずっと、好きだった




「……芽瑠がどうして俺と付き合ってくれたのか、俺…まだわかんない」



私だって、


椿くんがどうして告白してきたのか、わかんない。


だって



『好き』って、言われてないもん。





「椿くんは…遊びなんでしょ?
告白してきたのも、なんか軽かったし。
ノリっていうか…」



ハハハ、と誤魔化すように言うと


椿くんは『え』とこぼして私を離した。



「俺、そんな軽かった!?」


「え…と、
そう、見えた…よ?」


「ま、マジか…。
緊張してんのバレないようにしてたのが、軽く見られてたんだ…」



ズーン、という効果音が似合うくらい、落ち込んでる様子の椿くん。


それと同時に、ハァとため息をつかれた。