友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~

「ただいまー。」
もしかしたら娘が寝ているかもしれないと思いながらそっと家の中に入ると、しーんとして辺りは静まり返っていた。

玄関からリビングに入るとそこにも二人の姿はない。

でも・・

え?泥棒でも入った?
きれいにされていたリビングには・・・渉がいろいろと戦った残骸が残っていた。

「ふふっ」
思わず笑ってしまう私。

少しだけ開いている寝室の扉を開けると、そこには娘を抱いたままベッドで一緒に寝ている渉がいた。

朝見た時はちゃんと顔を洗って、髪を整えていたはずなのに・・・たった3時間離れていただけとは思えないくらい・・・乱れまくっている。