「緑ヶ丘公園で、涙をぼたぼた流す玲奈を見て、まるで泣くのを我慢してる俺の分も涙を流してくれてるような感覚だったんだ。」
「え?」
「玲奈が大粒の涙を流してるのをみてさ。本当には俺は泣かなかったけど。でも俺の心のどろどろとしたものも、やるせない思いも、俺の代わりに玲奈が泣いて流してくれてるように感じた。」
「・・・渉・・・」
渉を見つめる私の頬に渉が触れる。
「俺は玲奈に救われたんだよ」
「・・私は何もしてない」
私の言葉に首を横に振る。
「違う。俺はあの日から・・・玲奈と初めて緑ヶ丘公園で会った日から、玲奈に救われてたんだ。」
「・・・」
「毎晩、窓から外を見てさ。玲奈が通りかかるのを見つけると必死で裏道を駆け上がって、玲奈よりも先にベンチに行ってた。」
「え?」
「知らなかったろ?息切れを隠すのに必死だったんだぞ?」
いたずらに笑う渉。
「え?」
「玲奈が大粒の涙を流してるのをみてさ。本当には俺は泣かなかったけど。でも俺の心のどろどろとしたものも、やるせない思いも、俺の代わりに玲奈が泣いて流してくれてるように感じた。」
「・・・渉・・・」
渉を見つめる私の頬に渉が触れる。
「俺は玲奈に救われたんだよ」
「・・私は何もしてない」
私の言葉に首を横に振る。
「違う。俺はあの日から・・・玲奈と初めて緑ヶ丘公園で会った日から、玲奈に救われてたんだ。」
「・・・」
「毎晩、窓から外を見てさ。玲奈が通りかかるのを見つけると必死で裏道を駆け上がって、玲奈よりも先にベンチに行ってた。」
「え?」
「知らなかったろ?息切れを隠すのに必死だったんだぞ?」
いたずらに笑う渉。



