友達の恋人 ~ 一夜からはじまる愛の物語 ~

ひとしきり泣いたあと、渉はお風呂から上がった私の髪を乾かしてくれた。

いつものようにお腹に妊娠線予防のクリームをぬってくれたり、足のマッサージまでしてくれる。

渉に腕まくらしてもらいながら、一緒に布団に横になる。

渉は私が眠りにつくまで髪をなで、頬をなでていてくれた。


そのぬくもりの心地よさに眠りに吸い込まれる。





その晩、私は夢を見なかった。

久しぶりに、夢を見ず朝まで熟睡することができた。