こぼれ落ちていく

車が見えなくなるまで
見送った。



涙を脱ぐって

竜也が待つ部屋に戻り

竜也に抱きついた。


私はこの腕について行くって決めたんだから。



『ゴメン桃。俺仕事頑張ってお前と子供を養える男になるから。付いてこいよ。
子供がてきて、結婚したら桃の家族に逢いに行って認めてもらお。
それまで、一緒に頑張ろな。』




子供??

竜也と私の子供??



ほしい!絶対ほしい!


竜也と私の子供…

可愛いだろなぁ。