こぼれ落ちていく


私にホットコーヒーをいれてくれた竜也。



『大丈夫。俺がお前を幸せにするから。』




大丈夫??

なんだか説得力ないけど
竜也が大丈夫って言うなら
大丈夫な気がする。


なんとかなる気がする。










─ピンポーン─



誰だろ。



『ハイ。』

─ガチャ─






玄関には母と父。


父?!

えっ?!仕事は?!