無言でお茶を飲む竜也。
なんだか言いたそうな顔をしている。

お腹痛くて
横になってる私の顔ばかり見てくる。


『ねぇ竜也。上山理奈が好きなの?』

『別に好きじゃねーけど。』

ねーけどなんだよ!!

会話が続かない。

『私産むからね。』

竜也に背を向け言った。

『まじで言ってんの?』


『まじだよ。超まじだから。竜也にとっては隠し子だね。』




『なぁー。それやめね?
つーか。俺別れたいんだけど。子供おろして。』



私はベッドから飛び上がった。